東京都の賃貸物件一覧(11,403) 件

外国人におすすめの賃貸物件タイプ

東京には多様な賃貸物件が存在します。ご自身のライフスタイル、予算、滞在期間に合わせて最適なタイプを選びましょう。特に「家具付き賃貸」は外国人にとって非常に魅力的な選択肢です。

1. 一般賃貸物件

最も一般的なアパートやマンションです。家具・家電は付いておらず、自分で全て揃える必要があります。契約期間は通常2年間です。
メリット：物件数が圧倒的に多く、エリアや間取りの選択肢が豊富。長期的に住むならコストパフォーマンスが高い。
デメリット：敷金・礼金などの初期費用が高額。連帯保証人が必要、または保証会社の利用が必須。家具・家電の購入費用と手間がかかる。

2. 家具付き賃貸物件

ベッド、机、冷蔵庫、洗濯機などの生活に必要な家具・家電が最初から備え付けられている物件です。スーツケース一つで新生活を始められる手軽さが最大の魅力です。
メリット：家具購入の費用と手間が不要。電気・ガス・水道・インターネットの契約が込みの場合も多い。短期契約（1ヶ月〜）が可能で、急な帰国にも対応しやすい。
デメリット：一般賃貸に比べて月々の家賃が割高。インテリアの自由度が低い。

3. シェアハウス

個室の寝室以外に、リビング、キッチン、バスルームなどを他の入居者と共有する住居形態です。国際交流を求める若者や学生に人気があります。
メリット：初期費用が非常に安い（敷金・礼金なしが多い）。家具付きで、光熱費やWi-Fi代が家賃に含まれていることがほとんど。コミュニティができやすい。
デメリット：プライバシーの確保が難しい。共用スペースの利用ルールなど、他人との共同生活への適応が必要。

4. サービスアパートメント

ホテルのようなサービスが付帯した高級賃貸物件です。清掃サービス、コンシェルジュ、フィットネスジムなどが利用できる場合が多く、主に企業の駐在員などに利用されます。
メリット：高品質な家具とサービス。ホテルのような快適さと家のプライバシーを両立。契約の柔軟性が高い。
デメリット：家賃が非常に高額。

賃貸契約に必要な書類と初期費用

契約をスムーズに進めるために、必要書類と費用の内訳を事前に準備しておきましょう。

必要な書類リスト

• 在留カード（Residence Card）：日本に中長期滞在する外国人に発行される身分証明書です。
• パスポート（Passport）：本人確認のために提示を求められます。
• 収入証明書（Proof of Income）：会社員なら源泉徴収票や給与明細、内定者の場合は雇用契約書や内定通知書。
• 日本の銀行口座（Japanese Bank Account）：家賃の引き落としや初期費用の振り込みに必要です。
• 日本の携帯電話番号（Japanese Phone Number）：緊急連絡先として必須です。
• 学生証（Student ID）：学生の場合に必要です。
• 印鑑（Inkan/Hanko）：契約書への捺印に必要。サインで代用できる場合もありますが、一つ持っておくと便利です。

保証人がいない場合の3つの解決策

日本に親族がいない外国籍の方にとって、連帯保証人の確保は最大の難関です。しかし、解決策はあります。

1. 保証会社（Guarantor Company）を利用する

現在最も一般的な方法です。保証会社は、所定の利用料を支払うことで連帯保証人の役割を代行してくれます。近年では、日本人であっても保証会社の利用を必須とする物件が大多数を占めています。外国人向けの審査に慣れている保証会社も多く、これが最も現実的な選択肢と言えるでしょう。

2. UR賃貸住宅（UR Urban Renaissance Agency）

独立行政法人都市再生機構が管理する公的な賃貸住宅です。UR賃貸の最大のメリットは、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要な点です。ただし、入居には一定の収入基準（単身者の場合、月収が家賃の4倍以上など）を満たす必要があります。物件は先着順で、人気エリアは空きが少ないこともあります。

3. 保証人不要の物件を探す

数は少ないですが、大家さんの方針で保証人や保証会社の利用が不要な物件も存在します。外国人向けに特化した不動産会社は、こうした物件情報を保有していることがあります。ただし、選択肢は限られる傾向にあります。

関連記事

日本のアパートの間取り | 基礎知識から選び方を解説

東京の家賃 | 東京の家賃相場 エリア別の特徴をご紹介

東京の平均家賃 | 賃貸物件の種類や地域別の相場を解説